場所 | 群馬県利根郡みなかみ町/新潟県南魚沼市(旧塩沢町) |
年月日 | 2013年4月28〜29日 残雪期1泊幕営 |
天候 | 曇後晴 |
山行種類 | 残雪期登山 |
交通手段 | マイカー |
駐車場 | 除雪終点の路側に駐車可能 |
登山道の有無 | 無し |
籔の有無 | 檜倉山下部が石楠花籔漕ぎ。その後、残雪が出るまで薄い籔が続くが支障なし |
危険個所の有無 | 刃物ヶ崎山手前の1490m峰が岩峰だが見た目よりも難易度は低く籔を利用して登り下り可能 |
山頂の展望 | どちらの山頂も邪魔物は無く大展望 |
GPSトラックログ (GPX形式) | あることはあるが飛びまくっているので掲載無し |
コメント | ・一般的に使われる南東稜ではなく「裏口」の西尾根を利用。このルートは安全度が高いうえに超健脚者なら日帰り可能と思われる。一般登山者なら初日で檜倉山まで登るのがよい。これなら1泊にしては余裕のコースとなる ・林道はほぼ雪に埋もれるが林道縁の雪が消えている区間が多く、全体の7割くらいは雪上を歩かずに済んだ ・林道は危険個所無し。これなら4月上旬でも危険個所はないと思う ・東屋沢は水量多く、うまく飛び石を利用して渡渉する ・車道終点の沢は橋は無いが石が多く渡渉は比較的容易 ・沢を渡って檜倉山西尾根末端付近の送電鉄塔近くで幕営。近くに小さな沢があり水を得られる。本当は檜倉山付近で幕営予定だったが、体調不良&天候不良のため予定変更した ・檜倉山西尾根末から標高差で100mくらいは石楠花の籔。尾根上を行くより左右どちらかを残雪を利用して巻いた方が楽 ・その後は薄い籔が続き、新雪が無い方が楽に登れる状態 ・標高1350m付近以上で古い残雪も登場、籔は見えなくなる ・標高1410m肩で大きな雪庇上に飛び出し大展望が開ける。これ以上は開けた雪原歩き ・檜倉山山頂西側は低い石楠花、ハイマツ、灌木、笹の混合藪で残雪が無いと地獄。5月中旬には雪が消えてしまう ・檜倉山山頂部は広く、風さえなければ幕営適地 ・刃物ヶ崎山分岐の1680m肩から少しの間は低い灌木藪あり。たぶん雪が無いと檜倉山山頂西側の籔と同等と思われる ・その後はしばし楽しい雪稜歩き。南に雪庇が付きだした部分は根元を巻く ・本コース核心部が刃物ヶ崎山手前の1512m峰手前の1490m峰。岩峰であり見上げると登攀不能に思えるが、取り付いてみると垂直ではなくそこそこの傾斜で、籔があちこちにあるので割と簡単に登れてしまう。核心は5mくらいの距離。下りもロープを出さずに下れた。どうしても無理と思う場合、傾斜はきついが南斜面を巻くことが可能。北斜面は切れ落ちて迂回不可能 ・岩峰を越えるとしばし尾根上は籔が出ているので北斜面を巻く。最後は広い雪原を上がれば刃物ヶ崎山山頂。雪庇上で大展望 |
ルート図。クリックで拡大 |